クラリネット還暦の事は以前にも触れたが、60年と一口に言っても矢張り長い間吹き続けた気は充分にする。
来る8月18日、内幸町ホールでのパイロットクラブのチャリティコンサートにノっかった形でクラリネット還暦コンサートにして貰うことにした。プログラムの中には、私が初めてジャズを始めた頃の曲も数曲以上盛り込む事にしているが、何はともあれ、この間何本のクラリネットを取っ替え引っ替え吹いただろう。正確には記憶してないが28才の時に手に入れたセルマーのセンタードトーン・オメガを30年以上もの長い間吹いてた事は記憶に新しい。実によく鳴るモノであった。大部分のCDはこの楽器がモノしたもので、今のゴールドはまだ数年にしかならない。
すべからく楽器は女房と一緒で長い間使いこなす事が肝要、とは余りデカい顔して言ってはいられないかもね。