私が仲良くして頂いている銀座のある一流クラブが先日29年目のアニバーサリーパーティーを開催した。
このクラブ、長年にわたってハウスバンドを、それも程度の高いバンドを手離す事なく置いている事が凄い。ホテル・クラブでハウスバンドの居る所が少ないので余計に驚きである。下手の弾き語り・ソロピアノ(それも可成り程度の低い)が横行している中、一流クラブの看板でもある。
そのアニバーサリーに歌手を紹介させて頂き、オーナーから服装の件でクレームがあり、考えてみると昔の楽隊はユニフォームの競い合いなどあって目一杯お洒落をしていたもの。ライブハウスが何となくイージーな服装でやれているのでそれが習性になってしまったらしい。
見世物になっている一面もある仕事、ここらで“見られている”意識を再度確認してみたい。